事故発生の踏切、停止線を改良へ

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共同通信

 茨城県笠間市のJR常磐線上り線の踏切で今月、電車と衝突した軽乗用車の女性(50)と長男(12)が死亡した事故で、県警が踏切付近の一時停止線の位置や仕様を変更する方針を決めたことが27日、県警への取材で分かった。事故後、市とJRと共に現地調査し、対策が必要と判断した。

 現場は約20メートル離れた上下線にそれぞれ遮断機が設置された踏切があり、独立して稼働する構造で、2021年12月には、下り線で乗用車が列車と衝突する死亡事故が発生。市によると、市民から踏切の安全性に不安の声が寄せられていた。