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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は27日、大統領首席補佐官に昨年4月まで政権の新型コロナウイルス対策チームの調整官を務めたジェフ・ザイエンツ氏(56)を起用すると発表した。近く退任するクレイン首席補佐官の後任となる。バイデン氏は再選に意欲を示す2024年大統領選をにらみ、調整能力に定評があるザイエンツ氏を登用し、態勢固めを図る。
政権はバイデン氏の機密文書持ち出し問題や、野党共和党が下院多数派を握った議会への対応など難題が山積している。バイデン氏は声明で「政権内の最も難しい問題に対処してきた」として、ザイエンツ氏の手腕に期待を示した。