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MSGの顔認識技術運用を非難
NY州司法長官、弁護士の入場拒否で

ニューヨーク州のジェームズ司法長官は25日、マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)を運営するMSGエンターテインメントが顔認識技術を用いて、同社に対する訴訟代理人の法律事務所に所属する弁護士の入場を拒否しているとして、非難した。amニューヨークが伝えた。
ジェームズ氏によれば、同社は約90に上る法律事務所を対象としており、数千人もの弁護士に影響を及ぼすという。同社は、MSGのほか、ラジオシティ・ミュージカルホール、フールー劇場、ビーコン劇場などニューヨークの有名ホール所有するとともに、運営にあたっている。
MSGエンターテイメント側に送付した書簡で、ジェームズ氏は「MSGエンターテインメントは、自分たちのアリーナで法廷闘争をすることはできない」と指摘。マディソン・スクエア・ガーデンやラジオシティ・ミュージックホールについて「世界的に有名な会場であり、チケットを購入したすべての客に公平さと敬意をもって接するべきだ」と述べ、同社の姿勢を批判している。
MSGエンターテインメントは声明で、特定の弁護士を排除する方針に関し「法律違反ではないし、市民権法にも違反していない」と反論。広報担当者は「われわれの方針は、誰かが会場に入ることを違法に禁止するものではない」との立場を示した。
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