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共同通信
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北朝鮮による拉致問題を考える集会が28日、埼玉県川口市で開かれた。拉致被害者田口八重子さん=失踪当時(22)=の長男で、家族会事務局長の飯塚耕一郎さん(45)は被害者の早期救出の必要性を訴えた。「家族会の方々も拉致被害者も、高齢化している。いち早く家族に会える状況をつくりたい」と述べた。
日本国民に「拉致問題に注目し続けてほしい。声を上げ、北朝鮮に圧力をかけることが重要だ」とも呼びかけた。
川口市が主催。新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年1月以来の開催となった。この間、田口さんの兄で家族会代表だった飯塚繁雄さんが21年12月に亡くなっている。