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共同通信
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【北京共同】中国が29日、日本人に対する中国への渡航ビザ(査証)発給再開を発表したことについて、日本企業からは「日本重視を感じる」「予想以上に早かった」と歓迎する声が上がった。新型コロナウイルスの影響で、対中国投資などの経済交流は約3年間停滞。ビザなし渡航再開と激減した航空便の回復への期待感も高まっている。
経済団体の幹部は「春節(旧正月)の休暇後にきちんとビザ発給を再開したことを素直に評価したい」と話した。中国での生産活動は、多くの人が休暇を取る春節の連休期間中に停止するのが一般的。その間だけに影響をとどめたことに関し「配慮を感じた」と述べた。