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共同通信
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【北京共同】中国外務省の毛寧副報道局長は30日の記者会見で、日本による新型コロナウイルス水際対策強化への対抗措置を撤回し日本人への渡航査証(ビザ)発給を再開したことについて「中国と海外の正常な往来のため、一層の便宜を図りたい」と述べ、日中間の往来回復に意欲を示した。一方、コロナ対策で中国からの短期ビザ発給制限を延長した韓国には「遺憾」を表明した。
毛氏は「感染対策の政治化には一貫して反対する」と強調。「中国を標的にした差別的な制限は取り消すべきだ」と訴えたが、日本を強く批判はしなかった。