中国「感染の波は収束へ」主張

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共同通信
春節を迎え、中国天津市の繁華街を訪れた大勢の人=23日(共同)

 【北京共同】中国メディアは30日、中国の新型コロナ感染拡大が昨年12月後半にピークを迎え、今回の感染の波は収束に向かっているとする中国疾病予防コントロールセンターの見解を伝えた。今月21~27日の春節の大型連休中の感染拡大が懸念されたが、同センターは連休中に著しい感染拡大はなかったとしている。

 国家衛生健康委員会の当局者は30日、記者会見で「全国的に感染状況は低いレベルに入った」と説明した。

 中国疾病予防コントロールセンターの専門家は大型連休初日の21日、中国の人口の約80%が既に感染したとの分析を発表。大型連休前に11億2千万人が感染した計算になる。