中野事件も偽伝票使用か

Published by
共同通信

 昨年12月の東京都中野区の強盗傷害事件で、被害者宅の住所が書かれた宅配伝票が使われていたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。19日に東京都狛江市で起きた強盗殺人事件でも、現場住所が記された伝票が見つかった。昨年10月の東京都稲城市の強盗致傷事件では、宅配業者に見えるような服装の男が現場宅を訪問。いずれも住人に玄関を開けさせるため、宅配業者を装って襲撃した疑いがある。

 都内の3事件には、各地で相次ぐ広域強盗事件で「ルフィ」と共に指示役とされる「キム」の関与も共通しており、警視庁は関連を調べている。