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共同通信
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北海道の知床半島沖で昨年4月に発生した観光船沈没事故を受け、総務省は31日、半島周辺の通信エリア拡大に向けて、3カ所に携帯電話の基地局を設置する方針を明らかにした。2023年度以降にサービスの提供を始める。つながりにくい場所を減らし、現地を訪れる人の安全の確保や不安解消につなげる。
基地局はNTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯電話事業者4社が共同で整備する。
総務省や携帯4社は、知床半島周辺の通信状況を改善するため、昨年8月に現地調査を実施するなど、基地局を設置する候補地の検討を進めてきた。