米国務長官、緊張緩和訴え

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共同通信

 【エルサレム共同】ブリンケン米国務長官は30日、イスラエルを訪問しネタニヤフ首相と会談した。同国とパレスチナの暴力の応酬で悪化する治安情勢について協議。ブリンケン氏は会談後「緊張緩和に向け対策を講じるよう求める」と述べ、双方に自制を要求した。事態の沈静化に向けたバイデン米政権の役割や具体策は語らなかった。

 イスラエル政府はパレスチナ人による暴力への対抗策として、占領地ヨルダン川西岸でのユダヤ人入植地拡大に言及している。ブリンケン氏の訪問が緊張緩和につながるかどうかは不透明だ。