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共同通信
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岸田文雄首相は30日の衆院予算委員会で、自身の欧米歴訪に同行した長男の翔太郎秘書官が公用車で観光や買い物をしたとの週刊誌報道に関し「身内であろうがなかろうが、首相秘書官として行動が適切だったかどうか考えなければならない」と述べた。
同時に「さまざまなご指摘をいただいている。今後、関係者がより緊張感を持ってこうした行動について考えていかなければならない。改めて徹底させたい」と語った。
一方で、公用車での訪問先を聞かれ「具体的な場所については特定しないということだ」と回答を拒否。報道の事実関係を巡っても「肯定も否定もしない」とした。