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共同通信
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【マニラ共同】日本の広域強盗事件に絡み、警察当局がフィリピンに移送を求めている渡辺優樹容疑者(38)から暴力を受けたと告訴したフィリピン人の「元妻」の弁護士が31日、共同通信の取材に応じ、容疑者の日本への強制送還を避けるため虚偽告訴したとの疑惑を否定した。「(元妻は)彼を恐れている。和解も告訴取り下げもしない」と強調した。
有罪となれば刑期を終えるまでフィリピン側は渡辺容疑者を送還できない。早期送還には刑事裁判の取り下げが条件となる。裁判所の判断によっては送還に向けた障害となる可能性がある。
渡辺容疑者は2021年4月に逮捕されマニラの入管施設で拘束中。