Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】1月31日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比368.95ドル高の3万4086.04ドルで取引を終えた。朝方発表された米経済指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めペースを緩めるとの観測が強まり買い注文が膨らんだ。
昨年10~12月期の雇用コスト指数の前期比上昇率は市場予想を下回り、1年ぶりの低水準となった。雇用コストの上昇が鈍化したことも背景に31日に始まったFRBの連邦公開市場委員会(FOMC)で決める利上げ幅が0.25%に縮小するとの見方が広がり、景気の先行き懸念が後退した。