10年超の閉鎖後、聖地再開へ
スケボーパーク「ブルックリン・バンクス」
ブルックリン橋(マンハッタン区側)の橋の下にある伝説的なスケートボードパーク「ブルックリン・バンクス」が、10年以上の閉鎖を経て再開する。アダムズ市長が施政方針演説で発表した、特別で新たな公共スペースを作るための3億7500万ドルの投資の一つ。伝説のスケート選手、トニー・ホーク氏による非営利団体「ホークス・スケートパーク・プロジェクト」が再開発を進める。amニューヨークが29日、報じた。
バンクスは、元々、スケートパークとして設計されたものではなかった。ただ、スケボーに適した空間であるため、スケーターたちが集まった。数十年もの間、ニューヨーク市内のスケボー聖地として知られ、市外からもスケーターが集まり、技を披露した。しかし、橋の建設に伴い、2010年に閉鎖後、そのままになっていた。
閉鎖されたままの状況を懸念した5万3000人以上が、バンクスの存続を求め嘆願書に署名。地元の伝説的スケーター、スティーブ・ロドリゲス氏は、バンクスの再開を求める非営利団体を結成した。
市は、この一帯を、バスケットボールコートや歩行者広場、遊び場、パブリックアートなどを備えた「ゴッサムパーク」としてオープンし、その一部としてブルックリン・リンクスを再オープンすることを計画している。
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