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共同通信
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【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅続伸し、前日比6.92ドル高の3万4092.96ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が一部の物価上昇率が和らいでいると指摘したのを手がかりに、早期の利上げ停止を期待した買いが優勢となった。
FRBが連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表した直後は利上げ長期化が警戒されて売りが膨らみ、下げ幅は一時500ドルを超えた。だが、パウエル氏の記者会見での発言を受けて利上げ長期化懸念が後退し、プラス圏に転じた。