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共同通信
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任期満了に伴う北九州市長選は5日投開票の結果、無所属新人で元厚生労働官僚武内和久氏(51)が、元国土交通官僚津森洋介氏(47)=自民、立民、公明、国民推薦=ら無所属新人3人を破り初当選を確実にした。一部の自民市議らの支援を受けた武内氏が、与野党が相乗りで支援した津森氏との事実上の一騎打ちを制した。既成政党への不信感から無党派層も武内氏支援に流れた可能性もあり、与野党は4月の統一地方選での戦略見直しを迫られそうだ。
投票率は38.50%で、過去最低だった4年前の前回市長選を5.02ポイント上回った。