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共同通信
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【エラズー(トルコ東部)、カイロ共同】6日にトルコ南部を震源として起きた地震で、トルコや隣国シリアの当局などによると、死者は計2700人以上、負傷者は計1万3千人以上となった。世界各国が支援や捜索・救助隊の派遣を表明。ただ冬の厳しい気候に加え、シリア内戦の影響が続く地域も被災しており、困難も見込まれる。
トルコのコジャ保健相によると、トルコでは南部や南東部の10県で1651人が死亡し、1万1千人以上が負傷した。シリアでも被害は拡大し、保健省によると北部アレッポ県などで570人が死亡し、1400人以上が負傷。北西部の反体制派地域で活動する市民組織によると、反体制派地域で480人以上が死亡し、1500人以上が負傷した。
各国メディアによると、トルコに対して英国が捜索・救助要員を、ギリシャが輸送機や救助車両、救助犬を派遣。インドは医療チームなどで支援する。日本政府も6日、国際緊急援助隊・救助チームの先発隊をトルコに向けて派遣した。