政府、トルコに救助チーム

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共同通信
地震のあったトルコに向け出発する国際緊急援助隊・救助チーム=6日午後10時41分、羽田空港

 政府は6日、トルコ南部を震源とする地震を受け、行方不明者の捜索、救助を実施する国際緊急援助隊・救助チームの派遣を決めた。国際消防救助隊や海上保安庁職員ら75人規模。先発隊計18人は6日深夜、現地に向け羽田空港を出発した。

 総務省消防庁によると、国際消防救助隊の派遣は、2018年に台湾東部で発生した地震以来。海上保安庁は、救助チームに14人が参加すると発表した。

 羽田空港では防災服を着用しヘルメットを抱えた参加者らが集まっていた。出発前に取材に応じた国際緊急援助隊・救助チームの山本英昭団長は「被災者に寄り添って人命救助に努めたい」と話した。