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共同通信
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【キーウ共同】ロシアとの激戦が続くウクライナ東部ドネツク州バフムトで最近まで前線で活動したウクライナ軍の衛生部隊の兵士2人が6日までにオンライン取材に応じた。火力の優勢を背景にしたロシア側の前進により負傷者は増え「医療物資や戦闘車両の不足は深刻」と窮状を明らかにした。2人は軍の許可を得て取材に応じた。
2人は名前を明かせず、コードネームは「Vovk」(オオカミ、33歳)と「Pastor」(牧師、31歳)。昨年11月末からバフムト防衛に入った数千人規模の旅団の衛生部隊に所属し、現在は旅団とともに休養のため、前線から離れた場所で待機している。