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共同通信
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6日午後4時25分ごろ、静岡県御前崎市港の御前崎港バイオマス発電所の建設現場で「タンク内部で溶接中に作業員が倒れた」と119番があった。地元消防などによると、発電設備の粉じんなどを集める「バグフィルター」での溶接作業の際に男性11人が酸欠や一酸化炭素(CO)中毒になったとみられ、同市の会社員本郷登さん(71)の死亡が確認された。
バグフィルターは高さ約25メートルで、何らかの原因で内部の酸素濃度が低下したとみられる。内部にいた数人が倒れ、周辺の人も息苦しさを訴えるなどし、症状の重い人は救急搬送された。