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共同通信
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【ソウル共同】日本人2人を含む159人が亡くなった韓国ソウル・梨泰院の雑踏事故で、尹錫悦政権の責任を追及してきた最大野党「共に民主党」は6日、警察を管理・監督する李祥敏行政安全相の弾劾訴追案を国会に提出した。同党は国会の多数を占めており、8日にも可決される見通し。憲法裁判所が弾劾の可否を判断する。
事故の犠牲者追悼の場を巡っては遺族と行政が対立している。遺族会は6日、新たにソウル市中心部に設けた焼香所の撤去を市に通告されたとして、抗議集会を開き「市民が追悼する場を弾圧するのか」と非難した。撤去には応じない考えで、市側とのにらみ合いが続きそうだ。