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共同通信
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【パリ共同】フランス各地で7日、マクロン政権の年金制度改革案に反対する労組の一斉ストライキとデモがあった。改革案は、年金の支給開始年齢を62歳から64歳に引き上げることが柱。一斉の抗議行動は3度目で、内務省によると、デモ参加者は全土で計約76万人となり前回の約127万人を下回った。フランスメディアが伝えた。
ストの参加率も前回より低下した。ただ5日付のジュルナル・デュ・ディマンシュ紙が報じた世論調査では依然69%が政府の改革案に反対と回答した。労組は11日にもデモを行い、政府への圧力を維持したい考えだ。
国民議会(下院)本会議で6日から法案の審議が始まった。