Published by
共同通信
共同通信
長崎空港で整備士が酒気帯び状態で作業し、不適切な整備記録を作成したとして、国土交通省は7日、スカイマークに業務改善勧告を出した。安全統括管理者の職務についても改善措置を求めるための警告書を出した。
国交省によると、整備士は昨年12月24日に飲酒。翌朝の出社前の検査でアルコールを検出した。その後、業務開始前の法定アルコール検査を実施していないのに合格とし、立ち会った同僚らに検査記録を捏造させた。
整備士は酒気帯び状態で航空機部品の取り外しなどを実施。出発時間が迫っていたため、タイヤ圧力の計測など一部の項目で、十分な確認をせずに整備記録を作成した。