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共同通信
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トルコ南部を震源に6日発生した大地震で、被災したトルコ、隣国シリアの当局などによると、死者は8日までに、両国で計1万2千人を超えた。建物の下敷きになった人たちの生存率が著しく下がるとされる「発生後72時間」は、9日未明(日本時間同日午前10時過ぎ)に経過。一刻を争う中、不明者らの必死の捜索が続いた。
被災地域が広い上、冬の厳しい寒さが影響し、救援活動は難航。犠牲者の一層の増加も危ぶまれている。シリアが内戦下にあることも踏まえ、被害の全容は見えていない。