Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比207.68ドル安の3万3949.01ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが長期化し、景気後退に陥るとの警戒感から売り注文が優勢となった。
金融引き締めに積極的なタカ派として知られるFRBのウォラー理事がこの日の講演で、政策金利の最終到達点(ピーク)を巡り「一部で現在予想されているより高く、より長期間になり得る」との見解を表明したのが投資家心理を冷やした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、203.27ポイント安の1万1910.52。