レゴランドNY、自閉症センターに認定
3月末の新シーズン幕開けから
レゴランド・ニューヨーク(オレンジ郡ゴーシェン)は、3月末の新たなシーズンの幕開けから、認定自閉症センターになる。ニューヨーク・ファミリーが6日、伝えた。ASD(自閉スペクトラム症)などと診断された子どもを持つ親にとって、朗報となりそうだ。
自閉症に関するトレーニングを施されたスタッフが常駐し、自閉症の子どもや保護者らをサポート。ホームページでは、レゴランドを訪れる人が事前に準備するための必要な資料を掲載する。他の子に比べて、感受性の強い子どもたちが、刺激の少ない環境で休憩できるよう環境を整備し、リラックスを促す。希望があれば、音や過度の刺激を遮断するための耳栓も用意する。「アシスト・アクセス・パス」はゲストサービスにて申し込めるとしている。
国際資格認定継続教育基準委員会が認定した。自閉症の子どもを持つ親は、テーマパークどころか、どこに連れて行くのにも困難が伴うため、外出を躊躇する傾向がある。テーマパークでは、刺激を受けた子どもから殴られたり、叩かれたり、噛みつかれたりすることもあるという。
レゴランド・ニューヨークは、レゴブロックのテーマパークで、世界で9番目に誕生した。当初は、2020年7月4日にオープンする予定だったものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2021年春に開業が延期された。
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