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共同通信
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【ブリュッセル共同】イタリアのメローニ首相は10日、フランスのマクロン大統領が8日にウクライナのゼレンスキー大統領をパリに招いてドイツのショルツ首相と共に会談したことを批判した。欧州メディアが伝えた。9日にも不快感を示していた。仏独と同じく先進7カ国(G7)メンバーのイタリアが招かれなかったことへの不満も背景にあるとみられる。
メローニ氏は、ブリュッセルで9日から開かれた欧州連合(EU)首脳会議の前日に仏独首脳だけでゼレンスキー氏と会ったことについて、EUの結束を危うくしたと指摘。「私が招待されていたら、会談しないよう忠告していた」とブリュッセルで記者団に語った。