大阪府警、昨年の処分200人

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共同通信

 大阪府警が2022年に懲戒処分にした警察官は18人だったことが10日、府情報公開条例に基づく開示文書や府警への取材で分かった。前年の3人から大幅に増えた。訓戒や注意処分の警察官、職員も182人おり、処分者は計200人。昨年9月に福島署の留置場で容疑者が自殺した問題の処分者18人も含まれる。

 昨年1月、警察署の男性警部補=所属長注意、処分当時(58)=が留置施設の面会室で居眠り中、面会者が被留置者をスマートフォンで写真撮影し、SNSに投稿する事案が発覚。本部留置管理課の女性巡査=所属長訓戒、同(34)=は21年から1年間、留置施設にスマホを持ち込み、SNSを閲覧していた。