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共同通信
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【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比169.39ドル高の3万3869.27ドルで取引を終えた。前日までの2日間に計450ドル超下げたことで割安感が出た銘柄が物色されたものの、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め長期化への懸念から上値は重かった。
堅調な米経済指標が相次いでいるのを背景に、市場では景気への先行き期待感が出ている。一方でFRB高官から金融引き締めに積極的な発言が出ており、高水準の政策金利が当面続くことへの警戒感が再燃している。