学校周辺での銃器発見数が増加
NY市内の高校、3人負傷の事件発生
ニューヨーク市の学校周辺で、暴力事件や校内で見つかった銃器の数が増加している。ブルックリン区のウィリアムズバーグ・チャーター・ハイスクールでは8日、生徒2人と大人1人が負傷する銃撃事件が発生。ニューヨーク市警(NYPD)は注意を呼び掛けている。ゴッサミストが報じた。
NYPDによると、今学年度が始まって以来、市内の学校で発見された銃器の数は、銃8丁、テーザー銃・スタンガン168丁、ナイフ1192本など計2984個。前学年度全体で見つかった銃器の数は、銃12丁、ナイフ1104本などの計2554個だった。NYPDは、殺人および、強姦、強盗、暴行、強盗、重窃盗、自動車重窃盗を主要な重罪と定義している。
アダムズ市長の暫定管理報告書によれば、2021~22学年度の主要な重罪の発生件数は346件。前年の19~20学年度は、新型コロナウイルスによるロックダウンで中断された影響もあり、288件だった。市教育局の広報担当者はツイッターで「パンデミック前の最後の完全な学年度の統計と比較すると、学校での犯罪対策は進んでいる」と主張している。
クイーンズ区では先月、キャンパスマグネット高校付近で13歳の少年が、10代の若者2人に発砲し負傷させた事件のほか、コニーアイランドのリベレーション高校を出た17歳の少年が、追いかけられた末、刺殺される事件が起きている。
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