対米欧で結束アピール

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共同通信

 【テヘラン共同】1979年にイスラム聖職者による政教一致の支配体制が樹立されたイラン革命から44年を迎えた11日、イラン各地で記念集会が開かれた。イラン治安当局が抗議デモを徹底的に弾圧したことに対して、米欧は対イラン制裁で圧力を強化しており、指導部は保守強硬派を中心に市民の結束を内外に示した。

 首都テヘラン中心部では集まった多くの市民が、国旗や最高指導者ハメネイ師の写真を掲げた。無人機(ドローン)や弾道ミサイルの模型を持つ姿も。市民は拳を突き上げて「米国に死を」と反米スローガンを繰り返し叫んだ。