Published by
共同通信
共同通信
子どもの声に関する1世帯の苦情をきっかけに長野市が3月での廃止を決めた公園を巡り、荻原健司市長は11日、「廃止のままでいくのはどうかなと。状況を考慮しながら私の責任で判断していきたい」と述べた。市内の公民館で開いた住民説明会の後、記者団の取材に応じた。
説明会には周辺住民ら267人が参加。参加した住民によると、公園の存続を求める声が多く上がったという。市長は市として廃止を決めたとする一方、地域住民の意見などを踏まえ「熟考し、廃止か存続か判断していく」とも述べ、方針変更に含みを持たせた。
荻原市長は1日の定例記者会見で「地域住民の意見を聞きたい」と話していた。