ドイツ首都議会選、与党が大敗

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共同通信
12日、ドイツ・ベルリン特別市の議会選で投票する市民(ゲッティ=共同)

 【ベルリン共同】ドイツ・ベルリン特別市(州と同格)で12日、やり直し議会選が実施され、市選挙管理委員会の暫定結果によると、ショルツ首相の中道左派、社会民主党(SPD)が大敗し、キリスト教民主同盟(CDU)が20年以上ぶりに第1党となった。

 ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援を巡り、ショルツ氏は武器供与に対する消極姿勢などで批判が高まり、支持率が低迷している。

 CDUの勝利は1999年の選挙以来。暫定結果によると、CDUの得票率は28.2%で、17.6%だった2016年の選挙から躍進した。SPDは18.4%で、環境保護政党「緑の党」と並んだ。