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共同通信
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今年3月に予定されているJR大阪駅の地下ホーム開業に向け、地上を通っていた線路を地下に切り替える工事があった。旧線路の直下の地面を掘って、新線路を事前に敷設。作業の様子は12日、報道陣に公開され、作業員が旧線路をクレーンで慎重に運び出した。
JR西日本によると、特急・貨物列車が通る東海道線と大阪環状線をつなぐ約2.4キロを切り替え。開業後の新ホームには関西空港線の特急「はるか」や奈良方面へのおおさか東線の列車も乗り入れるようになる。
JR西大阪工事事務所の石原利信所長は「施工が難しい節目の工事だ。新ホームは海外から関西への玄関口となる」と語った。