ウクライナに「愛と希望を」

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共同通信
ロシアによる侵攻開始以来初めてのバレンタインデーを迎え、自分に花を買ったウクライナ東部ドネツク州出身のダリヤさん=14日、キーウ(共同)

 【キーウ共同】ウクライナで14日、ロシアによる侵攻開始以来、初めてのバレンタインデーを迎えた。首都キーウ(キエフ)の生花店は帰宅ラッシュ時、真剣なまなざしで花を選ぶ人で混雑。「愛と希望がほしい」。侵攻下でも心が折れないよう、色とりどりの花束を抱え家路を急いでいた。

 東部ドネツク州出身のダリヤさん(39)は、2014年の東部紛争からウクライナは戦争状態が続いていると嘆き「前向きな気持ちになれるよう自分に花を買った」。キーウの会社員ヤロスラフさん(29)は、ガールフレンドに紫色のチューリップを選んだ。「今日は愛を祝う日」として過ごすという。

ロシアによる侵攻開始以来初めてのバレンタインデーを迎え、ガールフレンドに紫色のチューリップを買ったヤロスラフさん=14日、キーウ(共同)