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共同通信
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【北京共同】イランのライシ大統領は14日、中国を公式訪問し、習近平国家主席と北京で会談した。両首脳は両国の「全面的な戦略パートナー関係」を強化することで合意した。中国国営中央テレビが伝えた。習氏は米国との対立が激しさを増す中、反米保守強硬派のライシ師と連携を強化する考えだ。
国営イラン通信によると、イラン大統領の中国公式訪問は20年ぶり。2021年8月に就任したライシ師の初訪中は16日までの日程。両首脳は会談で「外部勢力が内政に干渉することに反対する」ことで一致し、イランの反スカーフデモ弾圧や中国の少数民族ウイグル族抑圧などの問題で両国を非難する米国をけん制した。