Published by
共同通信
共同通信
【サンパウロ共同】南米アルゼンチンのメディアによると、ウクライナ侵攻以降、ロシアから渡航する出産間際の妊婦が増えている。観光客がビザなしで入国できるアルゼンチンでは、生まれた子は同国籍が取得でき家族も時間を置いて市民権が得られる。欧米への渡航が難しいロシア人が、アルゼンチンのパスポートを得る目的とみられ、違法組織が介在している疑いも浮上。当局は16日までに捜査を始めた。
欧州連合(EU)などは制裁の一環でロシア人観光客の受け入れを制限している。こうした中、2022年には約1万500人のロシア人女性がアルゼンチンに入った。