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共同通信
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LGBTなど性的少数者の課題解決を目指す超党派の議員連盟は15日、国会内で総会を開き、性的少数者への理解増進法案の早期成立に取り組む方針を確認した。会長の馳浩氏が石川県知事に就任したため、後任に自民党の岩屋毅元防衛相を選出した。岩屋氏は、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)前の同法成立へ「全力を尽くす」と表明した。
2021年に与野党実務者が合意した理解増進法案を巡っては、同議連が策定を主導した経緯がある。その後、一部保守派の異論により自民が了承せず、国会に提出されていない。今回も自民の対応が焦点だ。
総会には、性的少数者や支援団体が出席した。