領土問題で妥協を否定

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共同通信
ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】ロシアによる侵攻開始から1年となるのを前に、ウクライナのゼレンスキー大統領が16日、英BBC放送のインタビューに応じた。ロシアとの和平交渉を巡り「領土問題で妥協すれば、国が弱体化する」と強調し、ウクライナの領土一体性の回復を改めて主張した。

 ロシア側は、昨年9月に併合を宣言したウクライナ東部・南部4州をロシア領として認めることが交渉の前提だとの立場。ゼレンスキー氏は「問題は誰と対話するかだ。プーチンとなら『ノー』だ。信頼関係がないからだ」と不信感をあらわにした。

 ゼレンスキー氏は先週、英国やブリュッセルのEU本部を訪れ、武器の迅速な支援を要請した。