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共同通信
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東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之被告(78)=受託収賄罪で4回起訴=に計約1400万円を提供したとして、贈賄罪に問われたADKホールディングス(HD)前社長植野伸一被告(69)は17日、東京地裁(友重雅裕裁判長)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。
東京地検特捜部に昨年10月に逮捕され、当初は無罪を主張。保釈請求が退けられ勾留が続いたが、今年1月に起訴内容を認める方針に転じ保釈された。一連の事件では5ルートで計15人が起訴され、AOKIホールディングス前会長の青木拡憲被告(84)ら3人の判決は4月21日に言い渡される。