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共同通信
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【ガジアンテプ(トルコ南部)共同】トルコ・シリア大地震は18日、発生から13日目となった。国連機関は、内戦下で支援の遅れたシリア北西部の反体制派地域への援助物資搬入を加速させている。しかし被害が大きい上、地震後にアサド政権と反体制派の交戦が起きたの情報もある。不安定な情勢の中、支援の拡充が課題となっている。
トルコ、シリア当局と国連によると、両国の死者は計4万5千人以上。トルコだけで3万9千人を超えた。行方不明者数は不明で、犠牲者の増加は必至。シリアでの死者は北西部の反体制派地域で4400人以上、アサド政権地域で1400人以上となっている。