Published by
共同通信
共同通信
【ミュンヘン共同】林芳正外相は18日(日本時間19日未明)、ドイツで開かれた国際会議「ミュンヘン安全保障会議」に出席した。日本周辺での中国とロシアの軍事連携に懸念を示し「インド太平洋地域は戦後最も厳しい安保環境にある」と訴えた。昨年末に決定した国家安保戦略など安保3文書に基づき防衛力を抜本的に強化する日本方針を説明した。
日本の防衛能力強化は「インド太平洋地域全体に寄与する」と強調。防衛費を増額して防衛能力を抜本的に高めると同時に、日米同盟や同志国との連携を一層強化する考えを示した。