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共同通信
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【ワシントン、ミュンヘン共同】米国家安全保障会議(NSC)は18日、北朝鮮が同日発射したミサイルを大陸間弾道ミサイル(ICBM)と断定し強く非難した。ブリンケン国務長官は訪問先のドイツで「挑発的な行為で複数の国連安全保障理事会決議に違反する」と指摘。「制裁の効果的な実施を各国に求める」と訴えた。
NSCは声明で「今回の発射は米国の人々や領土、同盟国への直接的な脅威にはならない」とした上で「不必要に緊張を高める」と問題視。韓国や日本の防衛に全力を尽くすと強調した。ブリンケン氏は、北朝鮮の挑発行為は「同盟国を守る米国の決意を一層強固にするだけだ」とした。