米中外交トップが会談

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共同通信
ブリンケン米国務長官=18日、ミュンヘン(AP=共同)

 【ミュンヘン共同】ブリンケン米国務長官は18日、ドイツ・ミュンヘンで中国外交担当トップの王毅共産党政治局員と会談した。米政府当局者が明らかにした。中国の偵察気球が米上空に飛来した問題が発覚して以降、初の対面会談。米中は気球問題を巡って応酬となっており、緊張緩和の糸口を見いだせるかが焦点となる。

 ブリンケン氏は気球問題を受けて今月上旬の訪中を延期した。ブリンケン氏と王氏が参加したドイツのミュンヘン安全保障会議での接触があるか注目されていた。

 バイデン米大統領と習近平国家主席が昨年11月に会談し、米中間に対話機運が生まれたが、気球問題で急速にしぼんだ。