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共同通信
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岸田文雄首相は18日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルの飛翔中に、東京都内にある耳鼻咽喉科のクリニックに通院した。松野博一官房長官は記者会見で、官邸内で必要な対応をしていたとして「問題はないと認識している」と述べた。
首相は18日午後3時32分、散髪のため都内の理髪店に入った。5時12分に同所を出発した約10分後、北朝鮮がミサイルを発射。首相は、ミサイルが飛翔している5時41分にクリニックに到着し、手術後の経過観察や処置を約50分間受けた。官邸に着いたのは、ミサイル落下から約20分後の午後6時49分だった。
首相は11日、鼻づまりの原因だった「慢性副鼻腔炎」の治療のため手術を受け、その後も定期的に通院している。