立民、統一選・補選勝利へ結束

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共同通信
立憲民主党の定期党大会で、あいさつする泉代表=19日午後、東京都内のホテル

 立憲民主党は19日、定期党大会を東京都内で開いた。泉健太代表は統一地方選や衆院補欠選挙で勝利を期すとともに、政権交代に全力を挙げる考えを表明した。「多くの仲間を党に結集し、全力で取り組もう」と訴えた。最優先政策に「子ども子育て予算の倍増」を挙げ、自民党は少子化対策や若者支援に消極的で不十分だと批判した。信頼回復と党再生や、統一選での若手議員増加の目標を盛り込んだ2023年度活動計画を採択した。

 泉氏は、統一選や衆院補選に関し「極めて大事な選挙だ。勝利に向けてわれわれの訴えを堂々と展開していく」と強調。大会後の記者会見では、統一選の勝敗ラインを「現有議席増」と設定し、改選を迎える約780人を上積み、約1200人いる地方議員を増やすと言及した。

 泉氏は党大会で、ジェンダー平等の実現を目指し「差別をなくし、誰もが生きやすい社会のために、同性婚や選択的夫婦別姓の法整備を進める」と述べ、自民党との違いを鮮明にした。