3発目情報を二重送信

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共同通信
記者会見する松野官房長官=20日午前、首相官邸

 海上保安庁は20日午前7時台に、防衛省からの情報として、北朝鮮から弾道ミサイルとみられるものが発射されたと計3回発表した。防衛省はその後、北朝鮮から発射された弾道ミサイルは2発だったと公表。松野博一官房長官は記者会見で、誤送信となった理由について、防衛省などの情報を集約している内閣官房が2発目の発射情報を海保に送る際、二重送信したためだと説明した。

 松野氏によると、内閣官房が2発目の発射情報が海保に届いているか直ちに確認できず、再送信したため3回目の発表になった。海保の発表回数は北朝鮮からのミサイル発射数を表すものではないとも述べた。