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共同通信
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【バンコク共同】東南アジア主要6カ国の2022年の実質国内総生産(GDP)成長率が20日までに出そろった。新型コロナに伴う行動規制が緩和され、個人消費が回復したことなどにより、各国とも前年に続きプラス成長を維持。マレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピンの4カ国は記録的な伸びとなった。
観光業や輸出の回復が後押しした。マレーシアは前年比8.7%増と00年以来、22年ぶりの伸び率を記録した。主要6カ国の中で最も高い成長率となった。
ベトナムも8.0%増と高く、1997年以来の伸び率。移動制限の緩和で消費が回復し、農林水産業が安定成長したほか、輸出も好調だった。