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共同通信
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【台北共同】台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会が21日発表した世論調査結果によると「中国による台湾武力侵攻を心配しているか」との問いに51.6%が「心配している」と回答した。昨年4月の調査より13ポイント増えた。「心配していない」は43.6%だった。
ロシアのウクライナ侵攻に加え、ペロシ米下院議長(当時)が昨年8月に訪台した際に中国は台湾周辺で大規模軍事演習を実施。その後も連日、台湾海峡で軍事活動を行っていることが影響しているとみられる。
侵攻に対する台湾軍の防衛力については「自信がない」が47.2%で「自信がある」の45.3%を上回った。