ボートハウス、6月までに再開見通し
セントラルパークの湖畔レストラン
セントラルパークのランドマーク的存在だった湖畔レストラン「ローブ・ボートハウス」が、6月までにリニューアルオープンされる見通しだ。ニューヨーク市公園管理局は、ヤンキースタジアムで売店を運営する「レジェンズ・ホスピタリティ」と10年間の賃貸契約を結び、ローブ・ボートハウスのレストランやスナックバー、手漕ぎボートのレンタル場を再開させることを目指している。
ゴッサミスト(16日付)によると、市当局は、レジェンズ社がレストランを運営した際に提供する予定の、ほうれん草とチーズのオムレツ(23ドル)やマッシュルームトースト(23ドル)、ハンバーガー(25ドル)などのメニュー案を承認している。契約書の草案で、レジェンズ社は周辺の公衆トイレを拡張するほか、現在のバーエリアの改装、周辺の遊歩道からの湖の景観を改善に向け、325万ドルの投資を約束した。
市は提案書の中で、レジェンズ社に対し、6月までにボートハウスを一般に開放し、年間最低75万ドルに加え、売上の一定割合を市に支払うよう求めている。現在の建物は、1954年にオープン。契約終了に伴い、以前の経営者ディーン・ポール氏が昨年、閉鎖した。閉店に伴い、100人以上の従業員が解雇された。
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